Naoki Saito

齋藤 直樹

ブロック長として10年、
基本に戻ることの大切さを知る。

ブロック長 1997年入社

1997年入社、群馬町店配属。1999年群馬町店チーフ、2001年群馬町店店長、2008年ブロック長。

3店舗を管理するブロック長

26歳で入社しました。入社後5年目から6年間店長を任され、その後ブロック長に就きました。ブロック長は、本部と店舗の間に立って、3店舗ほどの管理を行います。私は現在、群馬町店、沼田店、沼田インター店を見ています。
1日1店、店舗に出向いて店長やチーフから運営の状況を聞き、お店の様子を観察して、アドバイスや指示を出しています。スタッフのシフトがうまくいっているか、スタッフ教育はどうか、接客と調理はマニュアル通りに行われているか、売上と原価管理は計画と比べてどうかといったことを見ながら、課題点を見つけ出し、どのようにしていくか店長と話し合うのです。

お店の一番の問題は人の育成

私は、店舗の運営はある程度店長に任せています。店長の考え方を尊重し、その上で、こうしたらどうかとアドバイスしますが、お店の方もブロック長を頼りにしていますので、協力し合ってお店を良くしていくという関係ができています。
目下の店舗での一番の問題は人の問題で、スタッフが不足していないか、接客のレベルは十分かということです。不足する日は私もヘルプで現場に入りますが、連続すると大変です。また、店長にはスタッフを育てることに力が注げるように支援しています。

悩んだら基本に戻ること

入社したての頃は、まずお店で笑顔でいることが難しかったです。でもそのうち、お客さまに笑顔で接すると笑顔が返ってくるのがうれしくなったのです。ラーメンを作って、それがおいしいと言われるのもうれしいですが、接客で笑顔を返していただけるのはもっとうれしいのです。
悩んだら基本に戻る。このことを大切にしています。原点に戻るということで、自分は昔どうだったろうと考えます。私自身も変わったと思います。人の見方など、押し付けてしまうところがありましたが、最近は話を聞きながら、原点に戻ってわかってもらえるようにと考えています。

人がフィットすると上手く回る

お店はある時、目に見えて上手く回っていくことがあります。店長とスタッフや、スタッフ同士が上手くフィットしていくとそうなります。人の問題が一番ということです。店長が中心になって上手く回っていくようになると、私たちブロック長も店舗を訪問するだけで仕事が済みますが…(笑)。でも、現場に入ってみないと本当のことが見えてこないですから、ブロック長の人を見る目が大切です。