Moriichi Yamada

山田 守一

お客様をがっかりさせた
経験をバネにして

熊谷籠原店 店長 2006年入社

アパレル販売からの転職。本庄店に配属、半年後オープンした行田店に異動、2年後深谷店のオープンとともに時間帯責任者として異動、1年後にチーフ。その1年後の2011年、熊谷籠原店店長。

仕事を楽しむ空気がリピーターを生む

入社したのは35歳でした。最初の本庄店でしばらくたった頃、ある常連のお客さまから、「笑顔を見たくて来たのに、きょうは笑顔がないね。がっかりだ」と言われて衝撃を受けました。ぎくしゃくしていたスタッフの関係が表に出てしまったのです。以来、店内で仕事を楽しむ空気を何より大事にしてきました。働きやすい雰囲気でスタッフが成長すると、お客さまも何度も足を運んでくれるようになるのです。それがやりがいになりました。
スタッフ社員の頃は店長になることが目標でした。10年くらいで店長、と聞いていました。でも、周りに恵まれて、5年で店長になれました。今は次の店長となる人材を育てることが目標。店長不在の深谷店も見ながら、スタッフの成長にやりがいを感じています。

新店オープンの経験が成長につながる

深谷店のオープンにお店の責任者として参加したときのことです。行田店の勤務と掛け持ちで、オープン1カ月前から準備に入りました。主力メンバー5人が連日集まって、ホールとキッチンの仕組みづくり、シフトと1日の業務の段取りなどを決めていきました。スタッフ20人のロールプレイ研修は1週間前から。オープンが迫り、力が入ります。本庄店での実戦的研修も行いました。オープン前数日間、宣伝なしで夜の実験営業をやってみたのですが、お客さまはさっぱり。大丈夫なのか、と心配しました。
そして、オープンの日曜日10時。「5円ラーメン」のご提供。ご縁を大切にしたい、というおおぎやラーメンの思いを込めたオープンイベントです。長蛇の列!限定1000食、完売でした。スタッフのテンションも急上昇でした。翌日からの通常営業に入っても、多くのお客さまにおいでいただくことができました。
オープンへの参加は貴重な経験になります。わくわくすると同時に、ラーメン店の基本をすべて見ることができます。大きな成長のチャンスなのです。

店中に手作りの飾りつけ

熊谷籠原店は若いファミリーのお客さまが多いので、女性とお子様に喜んでもらえる月毎の飾り付けを欠かしません。花や折り紙やコメントなどの小さな飾りを、スタッフ全員で手作りしてお店中に飾っています。

家族7人全員の食器洗い

小6から3歳まで子どもが3人、妻の両親を含めて7人のにぎやか家族です。ふとんたたみ、全員の食器洗い、洗濯は私が毎日欠かさずやっています。家族のためにできることをする、それが良い仕事にもつながります。